PR

まんぷく2号の実がならない原因|四季なりと育て方

まんぷく2号の実がならない原因と育て方を解説するイラスト いちご

まんぷく2号の実がならない。周りのいちごは赤くなっているのに、と不安になりますよね。焦る気持ち、よくわかります。

でも、まんぷく2号の実がならないのには、ちゃんと理由があります。やや晩生な品種のため、単に時期が来ていないだけのことも。原因を切り分ければ、対策も見えてきます。

そこで当記事では、まんぷく2号の実がならない原因と対策について、以下のことをまとめました。

  • まんぷく2号の実がならない原因と症状別の対策
  • まんぷく2号が四季なりかどうかと、実がなる時期
  • まんぷく2号の特徴や糖度、味
  • まんぷく2号を実らせるための育て方

まんぷく2号の実がならない理由は?まず確認したい原因

まんぷく2号の実がならないときは、まず「花が咲かない」「花は咲くが実にならない」「実が小さい」の3つに分けて確認するのが近道です。まんぷく2号はやや晩生で、結実が遅れる場合もあります。だから株が元気なら、単純に時期が来ていないだけかもしれません。(出典:タキイ種苗株式会社)

葉っぱばかり育つなら肥料や日当たりを確認

葉っぱばかり大きくなり、花が咲かない場合は、窒素肥料の与えすぎや日照不足を確認しましょう。葉の色が濃く、勢いよく茂っているのに花芽が見えない。そんなときは、葉や茎の成長が優先されている可能性があります。

とくに窒素が多すぎると、いちごは実より葉を育てる方向に傾きます。焦って追肥を増やすと、かえって逆効果になることも。まずは窒素の追加を控え、日当たりのよい場所で管理してみて。

新芽が順調に伸びているなら、まんぷく2号特有の生育の遅さも考えられます。そのときは手を加えすぎず、様子を見ることも大切です。

美音
美音

葉が元気だからといって、すぐ追肥しなくて大丈夫。まずは日当たりと花芽の様子を見てみましょう。

花は咲くのに実にならないなら受粉不足の可能性

花はきれいに咲くのに、実が膨らまず枯れてしまう。そんなときは、受粉が足りていない可能性があります。いちごは雌しべに花粉がつくことで実が肥大するため、花が咲いただけでは実になるとは限りません。

とくにベランダや虫の少ない場所では、自然な受粉が期待しにくいことも。中央が膨らまない、黒ずんで枯れるなら、受粉状態を疑ってみましょう。

対策はシンプル。花が咲いている間に、柔らかい筆で花の中心をやさしくなでます。角度を変えながら行うと、受粉のムラを減らせます。

美音
美音

虫が少ない場所では、筆でやさしく人工授粉してあげると安心ですよ♪

実が小さいまま赤くなるなら水分や養分不足を確認

実はつくのに、小さいまま赤くなる。そんなときは、水分不足や養分の分散を確認しましょう。果実が大きくなる時期に水切れが続くと、十分に育たないまま成熟が進みます。

また、一つの株に実をつけすぎたり、ランナーを伸ばしたままにしたりすると、養分が分散します。その結果、一つひとつの実に養分が届きにくくなるんです。

土の表面が乾き始めたら、鉢底から水が流れる程度までしっかり与えて。収穫中の余分なランナーは切り、有望な実に養分を集中させましょう。

まんぷく2号は四季なりではなく一季成り!実がなる時期は遅め

まんぷく2号は四季なりではなく、一季成りのいちごです。収穫は春から初夏が中心で、しかも「やや晩生」。そのため、ほかの品種より生育が遅れているだけの場合もあります。

ほかのいちごより結実が遅くても焦らなくてOK

まんぷく2号は、一般的ないちごより実がつく時期が遅い場合があります。やや晩生の品種で、結実が1か月ほど遅れるケースもあるためです。

周りが赤い実をつけているのに、まんぷく2号だけ葉が茂っている。「失敗したのかな」と不安になりますよね。でも、葉が健康な緑色で新しい葉も伸びているなら、すぐに異常とは判断できません。

収穫の目安は5月から7月とされています。だから春先に実がならなくても、追肥を増やすのは避けて。日当たりと水分を保ちながら、花が上がるのを待ちましょう。

冬の寒さに当てることも花を咲かせるポイント

一季成りのいちごは、秋から冬の寒さを受けて、翌春に花を咲かせる準備を進めます。そのため、冬も屋外で管理し、自然な寒さを経験させることが大切です。

寒さを心配して暖房の効いた室内で長く管理すると、生育サイクルが乱れることも。花芽そのものが見えないなら、冬の環境を振り返ってみて。

すでに春なら、今年のやり直しはできません。でも翌年は屋外で冬越しさせると◎。品種の特徴に合わせた管理が、安定した開花につながります。

まんぷく2号の特徴は?糖度や味も紹介

まんぷく2号は、大きな果実と高めの糖度が魅力のジャンボいちごです。草勢が強く、家庭菜園でも育てやすい品種。本来どんな実がなるのか、知っておくと安心です。

大きな実が魅力のジャンボいちご

まんぷく2号の一番の特徴は、大粒の果実。通常のいちごの約1.5〜2倍で、平均的な果重は25〜30g程度とされています。

なかには90gほどになるケースも。大玉を楽しみたい人には、うれしい品種ですよね。ただし大きく育てるには、株が十分に成長し、養分を果実へ届けられる状態が必要です。

草勢が強いので、葉が大きく育つこと自体は珍しくありません。とはいえ花が全くつかないなら、肥料バランスも確認を。

糖度は高めで甘みと酸味のバランスが良い

まんぷく2号は、大きさだけでなく甘さも魅力です。公式では糖度が高い品種とされますが、Brix値などの具体的な数値は確認されていません。数字より、味の特徴を知っておくのがおすすめ。

果実は甘みが強く柔らかいとされ、ジューシーで香りもあります。甘みと酸味のバランスも楽しめる、うれしい一粒。

日照や水分が不足すると、本来の大きさや味に育たないことも。実が小さい、味が薄いと感じたら、日当たりや水やり、つけすぎを見直してみて。

いちごのまんぷく2号の育て方!実をならせるためのコツ

まんぷく2号の育て方は、日当たり・水やり・受粉・肥料の基本を整えることが大切です。特別に難しい作業はいりません。一つずつ確認していきましょう。

日当たりと水やりを適切に管理する

まんぷく2号は、できるだけ日当たりのよい場所で育てましょう。日照が不足すると光合成が足りず、花や実を育てる力も弱くなります。

鉢やプランターは土が少なく、気温が上がると乾きやすくなります。土の表面が乾き始めたら、鉢底から水が流れる程度まで。ただし過湿は避けたいところ。

植え付け時は、株元のクラウンを土で覆わないよう浅植えを意識して。クラウンは新しい葉や花が出る大事な部分です。

花が咲いたら人工授粉を行う

まんぷく2号に花が咲いたら、虫任せにせず人工授粉を行うと結実の可能性が高まります。柔らかい筆で花の中央をなで、花粉を雌しべ全体に行き渡らせるのがコツ。

ベランダや都市部では、訪花昆虫が飛んでこないことも。花はたくさん咲くのに実にならないなら、受粉を疑ってみましょう。

人工授粉は、花が咲いてから数日以内が目安。晴れた日の昼前後に、筆の角度を変えながらやさしく触れて。ムラを減らせば、実のいびつさも防げます。

肥料は与えすぎず実を育てる成分を意識する

まんぷく2号は草勢が強い品種ですが、肥料を多く与え続ければいいわけではありません。開花期以降は窒素を控え、リン酸やカリウムを適量使うのがポイントです。

窒素が多すぎると、葉や茎ばかり育って花がつきにくくなります。反対に、実が育つ時期に養分が足りないと、大玉になる前に成長が止まることも。(出典:タキイ種苗株式会社)

肥料は商品ごとの使用量を守り、追加しすぎないよう注意して。葉の色や大きさ、花の有無を見ながら判断することが大切です。まんぷく2号の栽培で失敗しないコツについては、まんぷく2号の栽培で失敗する原因はこちらもあわせてどうぞ。

いちごの実がならないときはランナーを切るべき?

まんぷく2号の実がならない、または大きくならないときは、収穫期のランナーは切るのがおすすめです。伸ばしたままだと子株にも養分が使われ、実の肥大を妨げることがあります。

収穫中のランナーは早めに切る

春の収穫期にランナーが伸びてきたら、果実を優先したい場合は早めに切りましょう。ランナーを伸ばすためにも、株の養分が使われるからです。

ランナーは、親株から伸びて子株を作る茎。苗を増やすなら必要ですが、大きな実を収穫したいなら、収穫期に何本も伸ばすメリットは大きくありません。

見つけたら、クラウンや葉を傷つけないよう清潔なハサミで切って。苗を増やしたいなら、収穫が終わったあとに利用すればOKです。

美音
美音

実を大きくしたい時期は、ランナーより果実を優先すると管理しやすいです。

実や花が多すぎる場合は摘果も検討する

花がたくさん咲くと、全部実にしたくなりますよね。でも大きなまんぷく2号を育てたいなら、小さな花や形の悪い幼果を整理する方法もあります。

一つの株に実がつきすぎると、水分や養分が分散します。その結果、ジャンボサイズが魅力のまんぷく2号でも、小さいまま赤くなることも。株がまだ小さいうちは、とくにバランスが重要です。

形が崩れた幼果や、極端に小さい花を早めに整理すると、残した実へ養分が回りやすくなります。「実はなるけど大きくならない」なら、摘果も選択肢に。

まんぷく2号の病気にも注意!実が育たないときのチェックポイント

まんぷく2号の実が育たないときは、病気を含めた株全体の健康状態も確認しましょう。まんぷく2号だけが特定の病気に弱いという公式情報は確認できません。一般的ないちごと同じく、早めの発見が大切です。

葉や実の異変をこまめに確認する

病気や生育不良を早く見つけるには、葉・花・実の状態を日頃から観察しましょう。葉の変色や枯れ込み、実のカビや腐敗など、いつもと違う変化がないかチェックを。

うどんこ病や炭疽病への強さ・弱さを示す公式情報は、まんぷく2号については確認されていません。だから決めつけず、いちご全般に共通する管理を基本に考えるのがよいですね。

実がならないうえに葉まで元気がないなら、晩生という特徴とは分けて考えて。葉の色や新芽の伸びを見て、生育そのものが弱っていないか確認しましょう。

風通しを良くして枯れ葉を取り除く

いちごを健康に育てるには、株の周りに空気が通る環境も大切です。古い枯れ葉や傷んだ葉を放置せず、株元を清潔に保つと蒸れを防げます。

葉が密集すると、湿気がこもりやすくなります。さらに、水やりで葉や実が長く濡れると、株を健全に保ちにくくなることも。鉢は密着させず、適度な間隔を取りましょう。

枯れ葉を取るときは、新芽やクラウンを傷つけないよう注意して。病気を恐れて葉を大量に切るより、古く傷んだ部分を整理する程度で十分です。元気な葉を残すことが、実を育てる力になります。品種の詳細はタキイ種苗の公式サイトもご確認ください。

まんぷく2号の実がならない理由まとめ

結論。まんぷく2号は四季なりではなく一季成りで、やや晩生。だから、ほかのいちごより実がつく時期が遅れる場合があります。

葉っぱばかりなら肥料や日照を、花は咲くのに実にならないなら受粉を確認して。実が小さいまま赤くなるなら、水切れや養分の分散、ランナーの放置も考えられます。

焦って肥料を増やす前に、株の状態を見て原因を切り分けることが大切。日当たり・水やり・人工授粉・ランナー整理を意識して、大きく甘いまんぷく2号を目指してみて。

コメント